丸中株式会社


◆訪問日時:2015年12月7日

1.企業概要

企業名:丸中株式会社
設立 :1950年
資本金:5000万円
代表者:篠田 一
企業HP:http://www.saien-marunaka.com/

2.事業概要

同社は群馬県桐生市で1936年に創業された歴史ある起業である。地元気流で生産されている生地や帯などの繊維産業の中心会社として多くの会社を統括し、卸業としてスカーフ・ストール・婦人服地・和装小物・ユニフォーム・作業服等様々な繊維製品の企画開発を行っている

1985年、停止していた輸出業を再開するも1988年にマフラー・ショールなどの合繊ショール事業へ移行した。現在は、和装小物や婦人服、マフラーストールを主に取り扱っている。

同社では環境貢献活動として、環境配慮型商品の開発に取り組んでいる。具体的には衣料素材に竹・バナナ・再生ペットボトルなど天然素材や再生素材を積極的に取り入れている。

また、商品製造の各工程は地域のサプライチェーンのもと構成されており、地場産業として良好な関係を築き続けている。地産というスタイルから運輸工程から排出される二酸化炭素の排出量が低減されるそうだ。

3.マーケティングの取り組み

展示会や、ギフトショーなどに積極的に参加しているそうだ。東京ビックサイトで行われるインテリアライフスタイルリビング(IFFT)展にも参加をした。この展示会は「安全、安心、環境」という点に配慮した国産家具を生産するメーカーや取り扱い事業者を、国産家具表示ができる事業者として認定する事業に取り組んでいる一般社団法人日本家具産業振興会が主催をしている。

4.組織・人材について

人間関係を重んじ、商品が好きな人を求めているそうだ。これは地場産業を大切にしている同社ではとても大切なことだといえる。担当してくださった方はコミュニケーション力などを養うことが重要だとおっしゃっていた。

5.学生から見た企業の魅力

ただ布を作るだけではなく、その布でどんな商品ができるか、その商品がどの年代層に受け入れられるのかを考え柄を作っていくそうだ。その後も、その柄が最初に設定した年代層に合っているのかを更に検討していくそうだ。

パワーストーンの持っている色をそのまま使用し、染料では出すことの出来ない自然で独特の風合いを持った味わい深い色と雰囲気が特徴の宝石染めに関しても、協業しながら特殊な機材や化学の力を使い、新たな宝石を作っていく姿勢にも魅力を感じた。

6.インタビューを終えての感想

インタビューの際にスムーズに物事が進み時間が余ってしまったので、事前にインタビューする内容をもっと考えておくべきだったと感じた。

今回インタビューした同社は、昭和11年に設立された織物製品を扱う歴史ある企業で、織物について色々なことが聞けたこともとても勉強になった。桐生市は織物が有名で盛んだが、年々織物を扱う企業が減っているとのことでこの先も残ってほしい企業だと感じた

和装小物だけでなく生活雑貨として使える小物にも力を入れていて、時代に合わせた商品を考えて開発をしているのだと感じた。実際に商品を見せていただいて、その中でも宝石を染料として使った技術がすごいと思った。

実際に企業へ訪問しインタビューすることはなかなか経験できることではないと思うので、緊張はしたが、とてもよい経験になった。

インタビューを終えて訪問メンバーで反省点を振り返った。

まず訪問した3名でインタビューをどのように進行していくか話し合っていなかった事が一番の改善点だと思う。最初はスムーズに進行することができたが、後半になるにつれて、どんどん質問することや聞きたいことがなくなってしまい、引率していただいた方に助け舟を出していただく事態となってしまった。そのため最初にどのような質問をするか、その場の状況を考えて質問をしていく柔軟性がインタビューをする際には必要なことだと感じた。そういったことを学ぶ事が出来たので次に活かしたいと思う。

今回の企業インタビューを通じて、実際に企業訪問する際の緊張感をとても感じた。失礼のないようにしっかりとした態度でいようとすればするほど裏目に出て大変な思いをした。もしこのインタビューを経験していなければ就職活動等で企業に訪れた際に、緊張のために何もできないのではないかと思った。これから自分たちが就職することを考えると、もっと大人としてのマナーや話し方、特に敬語をしっかりと扱えるようにしなければならないと感じた経験であった。

今回担当してくださった篠田様がとても気さくな方で、慣れないインタビューへも親切に応えていただいたものの何を聞いていけばよいのか、どうやって話を広げればよいのかが分からずに沈黙の時間ができてしまったことがあった。引率してくださった中谷先生の話題の出し方を隣で聞きながら、インタビューというのはとても難しく、会話力が重要だと感じた。